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ウェルビーイングであり続けるための教育

エデュケーショナルツーリズム事業

エデュケーショナルツーリズムとは、 様々な土地へ出かけ、様々なことを体験する学びの企画です。
豊かな自然や高い文化・伝統・産業を誇る魅力的な土地に行き、現地の自然や地元の方々と直接触れ合い、そこでしか経験できない体験学習を行います。

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非認知能力を育む芸術事業

自らの指先で絵の具を練る伝統的な日本画技法を学んだり、現代アートの最前線の作品に触れたりする中で、体感を通じて心地よい・心地悪いを感じながら非認知能力を育む活動を行います。右脳と左脳を行ったり来たりしながら、ロジカルでは説明のつかない体感を育む体験学習の場を提供します。

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多様な個性の学びを支援

子どもたちの個性を知り、育て方を学ぶことを支援することで保護者や地域の大人もそこから学び、アップデートされていくようなプログラムを提供します。また、専門的にはWISC-Vをはじめとする知能検査や各種発達検査の結果を生かし、子ども行動特性に応じた個性の伸長教育を促すための講演や相談に応じます。

法人設立への思い

私は長年、教育の現場で子どもたちと向き合い、一人ひとりの「学び」と「成長」を支えてきました。塾講師として、公立小学校教師として、私立学校の副校長として、公認心理師として、発達の専門的な知見を活かしながら、子どもたちの可能性を広げることに全力を注いできました。そして、地方創生の分野でも、地域と連携しながら「学びの場づくり」と「地域の活性化」に取り組んできました。

この歩みの中で確信したのは、教育は、子どもたちの未来を拓くだけでなく、地域や社会そのものを変える力を持っているということです。また同時に、子どもたちの学びの姿から、地域や大人たちが、逆に学ばされることがたくさんあります。他の地域からやってきた子どもたちによる“発見”は、当該地域に住む人にとって「当たり前」だった光景や慣習に新鮮な驚きとともに価値の光を灯し、その感動は地域の誇りへと波及します。

また、今の教育は、まだまだ「一律」で「画一的」です。本来、子どもたちは一人ひとり違い、それぞれの個性や才能があります。だからこそ、もっと自由に、もっと柔軟に、その子にとって最適な学びが提供されるべきではないか、 そう考えるようになりました。そのために専門的な検査等も活用して子どもをきちんと見取り、その特性や個性に合わせた教育のデザインを施し、その才能を開花させていきたいと考えています。発達や学び方の個性に関する話題は、依然とてもデリケートなものです。だからこそ子どもたちに関わる大人も含めてのアップデートが重要だとも考えています。それは大人自身にとっても、人の多様性を知り、生きやすさにつながると確信しています。そうした理解の先に、寛容でウェルビーングな社会を築いていけるはずです。

学びは、学校の中だけにあるものではありません。地域の文化や自然、人々との関わりの中にも、子どもたちを育む大切な学びがあります。私は、「個々に最適な学び」と「社会の中で活きる学び」を融合させ、子どもたちが自分の力で未来を切り拓いていける環境をつくりたいと考え、あえて学校とは別にこの一般社団法人 地域創生教育デザイン(Community Creation & Education Design:CCED)を立ち上げるに至りました。

自分の可能性を信じられる学びを。
社会とつながり、挑戦できる学びを。
そして、未来を創る力となる学びを。

この法人の活動を通じて、「学び」をもっと開かれたものにし、一人ひとりの個性を活かしながら、地域と共に成長できる社会をつくることを目指します。 この挑戦に共感し、共に歩んでくださる皆さまと力を合わせ、教育の未来、地域の未来を、情熱をもって創り上げていきたい。 そう強く願っています。

どうか皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人地域創生教育デザイン

代表理事 荒井 顕一