「楽しい地方」を教育から生み出す時代へ

先日、地域力創造アドバイザーとして、総務省主催の地域力創造に関する施策説明会に参加し、国の推進する地方創生2.0について学びを深めました。
地方創生2.0は、人口減少と少子高齢化が加速する中にあっても、地方が成長を止めず、楽しく、安心して暮らせる場所となることを目指す国家戦略です。その中核には「若者・女性に選ばれる楽しい地方」の創出があり、教育と人づくりがその土台に位置付けられています。
私たちは、まさにこの「人を大事にする地域」づくりを教育の力で支えたいと考えています。子どもたちが自分らしく学び、地域を舞台に本物の経験を重ねながら、ふるさとの価値を知り、未来の地域を担う人材として育つ仕組みをつくること。これは「楽しく暮らし、働ける地方」を実現する最も根本的な方法の一つだと信じています。
地方創生2.0が掲げる「人材のシェア」「多様な担い手(女性・若者・外国人など)への支援」「教育による選択肢の最大化」は、私たちの活動方針と強く響き合っています。今後も地域とともに学びをデザインしながら、新しい時代の地方の姿を、教育から共につくってまいります。
荒井 顕一